福岡工業大学学術機関リポジトリに関するFAQ(Q&A)集です。
お知らせ
- Q&Aに3件追加しました。(著作権・許諾1件/登録(対象・手続)2件)(2026/05/25)
機関リポジトリに関するQ&A
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Q.学術機関リポジトリとは?
- A.リポジトリ(repository)とは、「貯蔵庫とか倉庫」、「データやプログラムなどの情報資源を保管する場所。
または、それらの情報資源を必要に応じて利用できるよう管理するシステムのこと。」といった意味があります。
(出典:大辞泉)
大学や研究所などの学術機関によるさまざまな知的生産物である学術論文・資料(研究紀要論文、学術雑誌論文、研究報告、各種教材など)を収集し、メタデータを付与して電子的に保存し、インターネットを介し無償で学内外に提供するシステムです。
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Q.なぜ学術機関リポジトリが必要なのですか?
- A.学内で生産された学術成果を機関リポジトリに蓄積・保存し、それらを学内外へ公開・発信することは、本学の研究・教育活動に関する説明責任を果たすうえで重要な取組です。
また、研究成果を広く社会へ還元することにより、地域連携や産学連携の促進にもつながり、大学にとって大きなメリットが期待されます。
さらに、機関リポジトリの活用は、研究者や学生に対して学術情報資源へのアクセシビリティを高めるとともに、研究者にとっては研究成果の発信手段の一つとして有効です。具体的には、従来の紙媒体や学会誌・商業出版社による電子ジャーナルと比較して、- インターネットを通じて容易にアクセス可能であること
- 研究成果の発見性・可視性が向上すること
また、本学としては、文部科学省の科学技術・学術審議会が示す「学術情報の国際発信・流通力強化に向けた基盤整備」に関する方針に沿い、機関リポジトリを学術情報発信の基盤として活用していきます。その一環として、- プレプリント(査読前の原稿)
- ポストプリント(査読後、公開許諾を得た論文原稿)
加えて、運用面においても、大学によっては次のような効果が報告されています。- 紀要・所報・博士論文などの電子化による保存・管理の効率化
- 物理的な保管スペースの削減
- 印刷・出版に係る経費の削減
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Q. 電子ジャーナルがあるのに、学術機関リポジトリは必要ですか?/学術雑誌に掲載された論文を、わざわざ登録する意味があるのでしょうか?
- A.多くの電子ジャーナルは有料で、これらの学術論文を利用できるのは、所属機関が契約しているからです。
高騰する学術雑誌や電子ジャーナルを維持するためにはそれなりの経費が必要となります。
一方、学術機関リポジトリに登録された論文は、誰でも自由に無料で本文にアクセスすることができますので、研究成果の視認性(Visibility)が高まることが最大のメリットであると考えられます。
場合によっては、オープンアクセスによって論文の引用率が高まったり、研究者間の学術情報コミュニケーションの円滑な流通と研究活動の活性化につながる可能性もあります。
学術情報へ誰もが無料で障壁なくアクセスできるようにしようというオープンアクセスのひとつの受け皿として機能しているのが学術機関リポジトリです。
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Q. 個人のHPで既に論文を載せているので、重複して載せなくても良いのではないでしょうか?
- A.個人のHP等で提供することに異存はありません。
リポジトリに登録することによって、大学としては学術情報の収集・保存・一元化ということが可能なりますし、登録する学術論文等にはメタデータを付与しますので利用者にとってはアクセシビリティが向上するというメリットがあります。
是非、リポジトリへの登録にご協力ください。
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Q.大学在籍中のすべての論文を、リポジトリに登録しなければなりませんか?
- A.基本的には、リポジトリに登録することを推奨していますが、あくまでも登録者(当事者)の自由意志で登録するかどうか決めてください。
ただし、本学で学位修得した博士論文については、平成 25 年 4 月 1 日施工の学位規則の一部改正により、リポジトリ等インターネット上で公表することが義務化されています。
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Q.リポジトリの運営は、図書館が担当するのですか?
- A.学内の学術情報基盤の一つをになう図書館として、メタデータ作成作業(図書・雑誌の目録にあたる)もありますので、図書館が担当することが適切だと考えています。
ただし、リポジトリの基本的な管理と運用は図書館が担うことになりますが、あくまで研究者である先生方が学術情報発信システムとして創り上げて行くものですので、図書館はそのお手伝いをすることになります。
図書館としては、大学全体の創意と協力によって構築するシステムと考えています。
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Q.登録できる人は誰ですか?
- A.大学に在籍する、または在籍したことのある教職員と大学院生を登録者としています。
「登録者」の詳細については、「福岡工業大学学術機関リポジトリ運用指針」第 3 条を参照してください。
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Q.リポジトリのアクセス状況は分かりますか?
- A.登録者(著作権者)のご希望に応じ、登録された論文毎の期間別、月別、国別のアクセス数、ダウンロ ード数の統計を提供することができます。
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Q.どのようなデータを登録することになりますか?
- A.先生方(登録者)が、研究や教育活動の成果として作成したもので、著作権、公衆送信権および複製権をクリアできるものを対象としています。
紀要論文、学術論文、科学研究費成果報告、民間等からの資金提供を受けた研究成果論文、単行図書中のまとまりのある一部分、教材等が登録対象となります。
「登録対象」については、「福岡工業大学学術機関リポジトリ運用指針」第 4 条を参照してください。また、ご不明の点は図書館へご相談ください。
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Q.特許関係の論文は登録できますか?
- A.論文に特許に関わる情報が含まれており、それらを公開することについて配慮が必要な場合は、
- 論文公開可となった時点であらためて登録する。
- 登録時は非公開にしておき、可能となった時点で公開する。
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Q.教材について、その全てがリポジトリ登録が必要となりますか
- A.教材のすべてが機関リポジトリへの登録対象となるわけではありません。
即時オープンアクセス義務化の対象となるのは、一部の競争的研究費制度による研究成果に限られています。また、登録が求められる内容は、下記となります。- 電子ジャーナルに掲載された査読済みの学術論文
- 当該学術論文の根拠データ(公表が求められているもの)
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Q.福岡工業大学に所属している時に福岡工業大学機関リポジトリへ登録した論文・研究データは、他大学に異動した場合や退職後にどうなりますか。
- A.特に申し出がない限り、在籍時に登録された学術データ(教育・学術成果、論文、教材、研究データ等)は、引き続き機関リポジトリ上で保持・公開されます。
削除のお申し出については福岡工業大学附属図書館までご連絡ください。
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Q.登録した論文等を削除することができますか?
- A.リポジトリには教育研究成果の恒久的な保存の意義がありますが、登録者から削除の申請があった場合、登録された成果物の一部又は全部を削除することができます。
削除のお申し出については福岡工業大学附属図書館までご連絡ください。
「学術研究成果の削除・非公開化」については、「福岡工業大学学術機関リポジトリ運用指針」を参照してください。
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Q. 執筆した書籍等の著作権はどうなりますか。/リポジトリに論文等を登録すると、論文の著作権は大学に譲渡することになりますか?
- A.著作権を大学に譲渡することにはなりません。
福岡工業大学機関リポジトリに登録されているコンテンツの著作権は、執筆者または出版者(学協会等)に帰属します。
著作者が自ら持つ著作権のうち複製権、公衆送信権の権利行使を図書館に委託することで、論文のリポジトリ登録が可能となります。
登録後も著作権法上の権利は著作者に残ります。 機関リポジトリに登録されているコンテンツの利用については、著作権法に基づき、私的利用や教育・研究目的での利用など、法令で認められた範囲内に限られます。
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Q.共著者がいる場合、登録の許諾は必要でしょうか?
- A.著作権法上許諾は必要です(複製権と公衆送信権などに関わるため)。
その場合は、共著者の方々から承諾を得た上でご提供ください。
共著者の許諾については、それぞれの先生方(登録者)に責任を持っていただきたいと考えています。
そして、図書館に対して共著者の許諾書等を提出していただくことになります。
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Q.論文中に引用掲載されている図像、写真等について、リポジトリに登録する際に別途許諾が必要になりますか?
- A.図像、写真、あるいは他の論文については、論文を出版する段階で適切な引用がされていれば複製、公衆送信する際に別途許諾を得る必要はありません。(著作権法第 32 条)
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Q.学術雑誌論文の登録については、掲載雑誌出版社から許諾が必要でしょうか?
- A.出版社が公に、リポジトリ掲載に対するポリシーを表明している場合は、許諾は不要です。
個別の出版社についてのリポジトリへの登録に関するポリシーが公開されているサイトがあります。
このサイトで確認できない出版社については、その出版社のサイトに表明されて いるかどうかを確認するか、それも無い場合には個別に問い合わせをする必要があります。- Open policy finder (出版社、雑誌名から検索可能)
- 学協会著作権ポリシーデータベース(SCPJ) : オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR) (nii.ac.jp)(学協会名、雑誌名から検索可能)


